中医学もやっぱりおもしろい
2018年03月24日
日本漢方の書籍で五苓散の所で少し引っかかり、中医学書籍を引いてみる。
その中医学書籍は理論土台がしっかりしている方の書籍でしたので非常にしっくり感がある。
やっぱり中医学もおもしろい❗
日本漢方を勉強することで、より中医学の面白みが増す。
読みたい書籍ばかりが増えていく割には、ここ最近は読書速度がますます遅くなっている。
ほんまに1冊を読むのに時間が相当かかる。
(2時間ぐらい集中して読んでいるのに10ページしか進んでいないこともある・・・)
とくに症例の所は、いちいち、かなりの妄想を膨らまして患者がどのような状態で医家がどのように見立てて、処方をしてどのように効いたのか?という事を自分の頭の中で細かく映像化するようにしているからだ。。。
日本漢方の書籍で1番目は基本方剤の運用と応用であるが、2番目ぐらいに重要視しているのは、舌診の表記である。
当然、あまり細かくは記載されていまないのであるが、「そんな舌の状態でこの方剤使うの?」とかザラにあるからである。。。腹の状態と舌の状態とのバリエーションを考えて腹腔内がどんな感じななっているのかを妄想するのもまた良し。
中医の教科書的な書籍の舌象は後付的な部分が多いが、日本漢方の書籍は臨床での事を記載しているので多少の誤差はあると思うが、事実である事が多いので非常に参考になります。
それよりWebサイト作成は、またしてもほったらかしである。。。
大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。