2016年08月31日
夏でも多い麦門冬湯証(2)
さて本題の麦門冬湯証が夏でも多いという事に入るが、夏場に前回のブログに記載したような咳が起こった方をよくよく観察してみると、冷房をつけっぱなしにして寝ている方が多いように思われる。 ここからが私の得意なこじつけ理論で押 […]
2016年08月28日
夏でも多い麦門冬湯証
一昨日と昨日に自分が乾燥咳になったせいか、本日の朝に少し咳について考察してみた。 本日の朝に1週間以上前から、乾燥咳に悩まされている方が気管支拡張薬をリピートで購入されたに来た。(初めは竹葉石膏湯を3日分飲んでもらい、か […]
2016年08月27日
漢方薬の副作用(2)
再度、やってしまった。。。自分にだけできる、弁証論治無視の生薬の人体実験。 テーマ⇒『別に陽虚の症状は出ていないのに、暑い季節に命門の火の勢いを増すとどうなるのか?』 この暑い夏に温める作用の強い桂皮と附子を多量に内服し […]
2016年08月22日
お客様の一言からの異病同治
昨日に常連さんが「咳止めをください」と来店された。 症状もあまり大した事はなさそうなので、費用的に高くつく漢方薬は選択せずに激安の気管支拡張薬をお渡しする。 お客様が「咳は何故、起こるん?」と質問されたのだが、一瞬、私の […]
2016年08月20日
桂枝湯から見る異病同治
異病同治の道を歩む上で張仲景先生の神方⇒桂枝湯の理解は絶対に外せない。。 まずは張潮祖先生の『病機と治法』から桂枝湯の項目を抜粋する 桂枝湯については、先人は「外証これを得れば解肌し営衛を和すべし、内証これを得ればよく化 […]
2016年08月20日
例えば寒解湯と腎着湯
寒解湯⇒張錫純先生生石膏1両 知母8銭 連翹1.5銭 蝉退 1.5銭 上記の処方で脈が異常に洪滑で、譫語して精神混迷している傷寒を治療 腎着湯⇒鄭寿全先生白朮1両 茯苓6銭 乾姜6銭 炙甘草3銭腎陽虚を主体とし […]
2016年08月20日
異病同治について考察
異病同治⇒現在の私の認識では違う病機も同じ治法で治す。複数の証候も根本の原因(本)を的確に見抜き、一つの治法で治す。。当然、使う生薬数を削減できる事が多く財布にも資源にも優しい事になる。 しかし、この病機の根本 […]
2016年08月15日
『商人』モード
何人かの方のこじれた難病をほぼ無料で治療しているが、その中の一人のお客様が何度も足を運ぶのが面倒くなって、リタイヤしそうだ。。。。 自分自身でその病機の治療を諦めてしまっては終わりである。。 費用はかからないのに、なんで […]