加藤清正の兵にも香蘇散
2018年03月27日
勿誤薬室方函口訣の香蘇散の項から
「此の方は気剤の中にても揮発の功あり。・・・・その昔、征韓の役にて、清正の医師の此の方にて兵卒を療せしも気鬱を揮発せんが故なり。但し局方の主治には泥むべからず。」
歴史がある方剤は、人との間に色々な思いや出来事があるのですね。。。と改めて思いました。
多分、この時に飲んだ兵士全員が効いたわけではないと思いますが、ちょっと感動しました。
大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。