HTMLのタグづけの重要性を学ぶ
2019年06月06日
この1週間ぐらいは、お客さんが途切れた合間をぬって、パソコンのモニターをにらめっこしながらキーボードを打ち続けている時間が増えた。
(まあ、お店は基本的に暇なんですけど・・・)
3ヶ月ぐらい前からWebプログラミングを勉強し始めたが、最近になってやっと実践段階に入ってきた感じである。
HTMLにタグというものがあり、このタグによってプラウザに認識してもらったり、CSSで装飾する時の目印にする。
上記の画面の<h1>、<h2>、<p>、<br>、<div>などである。
それぞれに役割があり、ある程度勉強しながらコードを書いてみると、それほどの時間はかからずとも、動きのない画面ならば作成できるようになる。
ウエブサイトを作成しながら書籍を平行して読んでいると、何やらHTMLのコードは大変重要であるらしい。
私はWebサイトは、ある程度見栄えが良ければそれでよしと思っていたが、Webサイトは何のために存在するのか?ということを考えれば当たり前のことであった。
最近は少し知識がついたので、上位に検出されるWebサイトのコードを分析してみると、なるほどよく考えて作られていると思うことが増えた。
こんな英語が羅列されている画面のやつね。(はじめの頃は、意味がわからない文字が連続しているのでパソコンを投げ飛ばしたくなる。)
Webプログラミングの勉強をはじめた時は全く意味がわからなかったが、勉強を継続してると徐々に理解できるようになってくる。SEO対策の書籍を読んで上位サイトのコードを分析することにより、少しずつではあるが作者のやろうとしている事が理解できるようになってきた。
そしてSEO対策を考えながら、きれいなコードで実践的なものを書けるのがコーダーの腕前だと思う。
このあたりが非常に漢方と似ているのだ。
患者の病の核心をつき、きれいな処方構成を作れるのが漢方家の腕なのである。
(漢方も勉強しはじめの頃は、患者さんの訴える症状にあれやこれやと振り回されて、処方構成が非常に汚くなる。そして薬味も多い。さらに最悪の場合は全然効果がない。。。)
結局はその分野の言語を覚え、それを現実世界の体験と結びつけることにより経験とする。
結局のところ、上達とはその繰り返しの回数により決まる。
昨日見つけて面白かったのが、<h1><p>のタグをtext-indent:-9999px;を使用してWebページの左上のロゴの上に隠しこんでいるサイトである。
この方法はネットの声では禁じ手でグーグルからペナルティーをくらうので、やめておく方が良いという事であるが、上位に表示されるサイトが禁じ手を使用しているのである。
これも漢方と同じく「常と変」の変の方かっ!?
私の本心は早く漢方の勉強に戻りたいのであるが、なんとなくこのようなWebプログラミングの
勉強をこれほどみっちりできるのは、最後の機会のように思えて仕方がない。
さらに、こっちの世界を知ることにより、ITやAIの事に少し興味がわき、現在活躍している方々の考えにも触れる事ができたしね。
だからもう少しだけ、こちらの世界に、はまったままにしておこうと思う。
大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。