白膩苔がビッシリ・・・・
2015年06月30日
先ほどすごく具合が悪そうなお客様が来店された。
お客様「解熱鎮痛剤と葛根湯をください。」
自分「どうしたんですか?熱でもあるのですか?」
お客様「わかりません、とにかく食欲が全然なくてだるいです。」
お客様のひたいをさわってみると熱はなさそうである。
その間もお客様は立っているのもやっとな感じなので、とりあえず座ってもらい、事情を詳しく聞きながら体温計で体温を測定してもらう。⇨体温は36.5度と高くない
3日前に雨にすごく濡れた後から体調が悪くなり、病院に行ったが急性胃腸炎と言われ薬を出さずに帰され、近所のドラッグストアでは紫色の漢方のドリンクを勧められて服用するも良くならず。
(この状況は日々の修行の成果を出せる絶好のチャンスと店主のモチベーションは急激に上がる)
紫色の漢方のドリンク⇨多分、クラシエ薬品の柴胡桂枝湯のドリンクが浮かんだので、お客様に画像をみてもらうと当たり!
症状だけで見ると腹痛・はきけのある風邪にとパッケージに記載されているので店員さんは選んだのであろう。
⇨少陽病の柴胡剤は無効
しんどいと思うが、お客様には根ほり葉ほり情報を聞かしてもらう。
やはりこの湿度がぐーんと上がる季節で雨にあたりさらに余計な水を体に取り込んだ。。
便秘があってお腹が張るので、もしかして陽明病の承気湯系かなと思い、口の渇きや胸部の熱感を確かめるがないらしい・・
良かった!!陽明病の便秘が伴わない方の白虎加人参湯は在庫してるが承気湯系は全く在庫がないので対応してあげられない。
自分「お客さん、舌を見せてもらて良いですか?」
舌の苔がベタベタの白苔がビッシリ・・・
自分「うわ!!ビッシリや」
簡単に言うとベタベタの白苔は体の中に余計水分が溢れていることを表す。この余計な水分が体の臓器に悪さをして活動を衰えさせる。⇨この梅雨時期はこのような舌のお客様は多い
短期間で効かす為に、水を抜いてあげながらだるさを飛ばす処方に、余計な水を尿で出させる処方を加え2日分お持ち帰り頂く。
と閉店前に未熟ながら渾身の弁証論治!!
頼む良くなってくれ!!と願う店主でした。

大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。