胃腸の不調⇒超即効例
2015年09月21日
本日は二人もわざわざ感謝の言葉を述べに来店されたお客様がおられた・・・
一人目は下痢止めが全く効かずに、一日に5〜6回の水溶便でみぞおちがつかえるような症状のお客様で、教科書通りの半夏瀉心湯証。。
この方には半夏瀉心湯を2回分。。。
二人目は下腹部が痛む子供。。。。。
この子供は保護者と一緒に来店されたが、胃の下腹部の鈍痛を訴える。。。
この子供に色々と問診するが、便の調子は普通で食欲がなく・・・冷えも熱感もなくと何故そのような症状になっているのか、検討が付かなかったが、つきそいの保護者が今日は剣道の試合だったと言う。
15歳に満たない子供だが、まさかのストレスからくる、肝脾和!?
そーいえば顔色と表情が硬い。。。(しまった。。。。この緊張状態の顔つきと顔色を見落とすとは・・不覚・・・)
体表の異常はないし寒熱の異常もない、便通の異常もないので 四逆散をチョイスしかけたが、理気薬のプラスされた柴胡疏肝湯を一服と即効性を出すために、芍薬を増量したいので芍薬甘草湯を一服をその場で飲んでもらった。。
上記の2名はよほど、嬉しかったのか、本日わざわざお礼をしに来店してくれた。
中でも15歳に満たない子供が一人で店内に入ってきて、昨日はありがとうございましたとお礼を言われた。
立派な子供だ。。やはり剣道をやっているから、礼儀作法ができるのか?
その家族にもおかげで良い旅行になりましたと。。。
え、旅行に来てたの?
一服なのでお店は全然、儲からないが、こんなに超速攻で効かす事ができたのは日頃の勉強の賜物だと自分的には満足な証例であった。。。
明日も苦行のごとく勉強を続けよう・・・
大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。