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漢方薬で不快な症状のない生活に 漢方薬で不快な症状のない生活に

時の流れ

2015年10月15日

もうすぐ、漢方薬を導入して1年になるが、時の流れは早いものだ・・・

ドラッグストア業界で働いていた時は、入社当時こそは医薬品や健康食品に大変興味を持ち勉強をし、お客様と接してきたが、いずれ業界の売らんかな主義に興味を失い、会社としての売上構成比の大きい化粧品に仕事の比重をおいて仕事に励んでいた。。。

はっきり言ってドラックストア業界の医薬品や健康食品には、別に深い理論や複雑な病機に対応できるよな品揃えも従業員には知識もない。
多くの部下を抱えた立場になると、会社として売らなければいけないもの(利益のでるもの)を売るように指導していた。

いわゆる、マーケティング市場主義の商いがそこにあるだけである。

 医療費が高騰する中で、一時期セルフメディケーションという言葉が流行ったが、店舗数が飽和状態になりつつある、ドラッグストア業界の中ではより競争が激化する中で利益を追求する形になっていく、店舗にはたして、セルフメディケーションはできるのであろうか?

 現在はインバウンド消費が盛んになり、推測ではあるが、各企業経営状況は良い状態になっていると思うが、このインバウンド消費が落ち着いた後に、本当の競争激化が待っていると思う。
と話が少しそれてしまいましたが。。。

急遽、極貧の薬屋の店主をしなければならなくなった自分であるが、お店の経営が存続するためにはどうしたら良いのか?という事を考えた。。。

やはり業種は何であれ、経営はリピート客(顧客)が増えたりもしくは維持しなければ成り立たない。。
飯屋なら価格以上のうまい飯、服屋なら価格以上の良い品、水商売なら価格以上の満足度と原理と原則はとてもシンプルだ。。。後は少し情報戦が必要だが。。。。

ドラッグストアは元は薬屋であったが、より儲けるために、日用品や化粧品、食品まで品揃えを増やして行った。。。。しかし元来の業種は薬屋なのである。。

薬屋の元来のドメイン(生存領域)は何か?
やっぱり、お客様が健康になってもらう事でしょ。。。
そして不快な症状を抱えるお客様が改善して、満足してもらえれば、リピート客になる。。
と単純に考えて、店主は結論を出した、歴史の浅く治験例の少ない健康食品や医師に比べて扱える品目の少ない西洋薬ではなく漢方薬が良いという事を。
漢方薬は歴史が長く、多くの治験例があり、なおかつ医師より多くの品目が扱える。

てな感じで漢方薬の世界に入り、理論の深い中医学の存在を知り、勉強に集中する事、1年・・・
はじめは、もっと簡単にマスターできるものだと思っていたが、始めてみると理論が深すぎて何がなにゃら?しかし、人間日々の努力で進歩するもので、最近ではお客様の体の状況が少しづつではあるが、わかるようになり、それに適する方剤もわかるようになってきた。。。

しかし、道は険しく、店主の腕が上がり、お客様が増えるのが先かお店が潰れるのが先かの勝負である。

このお店の商いは薬屋の本道で勝負する。。。ともうすぐ、一年という節目にブログを書いてみた。。