価格高騰しすぎ
2016年08月12日
昨年、購入した『中医臨床のための病機と治法』陳潮祖著 定価11,000円だが、たまたまアマゾンで1個のみ在庫があり、50,000円という超高値であったが、ない金を叩いて購入した。
最近アマゾンで再び出品されていた。。。
なんと80,000円・・・・・・・・・で在庫1個
一年の間に3万円も!値上がりしすぎやろ・・・・
おい!定価で2冊買ってもお釣り来るやろ!!
買っておいて良かった・・・・
やはり噂通りの内容で、何度も読み返している私の宝物である。。。
(一応、保険として中国語表記の原本も所有しているが、翻訳されていないので読むのが難解・・・・)
近代の名著といわれている、張錫純著の『医学衷中参西録』が職人的なすごくトリッキーな技の使い方を教えてくれるような感じだとしたら(本人はそうは思っていないと思うが・・・・)陳潮祖先生の『病机と治法』は色々な弁証方式があるなか、五臓六腑を中心として弁証法をまとめ非常に簡潔で応用が利く陰陽五行の弁証方式(病機)から論治(治法)を導き出す原理原則論的な感じ。。。
(ちなみに私の好きな箇所を人と被らないのように選ぶと柴胡加竜骨牡蛎湯や柴胡桂枝湯を治療方剤例として上げている病機の胆気虚寒のところ・・・)
これからも、治療する方の証が解けない時が何度も読みかえすのであろうな。。。。
大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。