２０１７年も

２０１７年も当然、１月１日から営業しております。。。

なぜか、昨年の最後のお客さんは連チャンで半夏瀉心湯証の飯を食うとすぐ嘔吐。。。との相談でした。。。

飯を食うとすぐ嘔吐するのにも色々な起こり方があるのですが、何故か２名とも、心火の高ぶりと脾陽虚が混じっているような感じでした。。

明らかに舌尖は赤みを帯びているし、脈数も早い。。。

後は黄連湯との判別でしたが、両名とも桂皮は必要なさそうなので半夏瀉心湯で決まり。。

（その内の１人のお客さんは半夏瀉心湯を内服して翌日には嘔吐がおさまり、数日飲むように勧めた所、俄然食欲が増し８０歳にして昼食は野菜炒め定食、夕食は中華丼と餃子を食べた結果、胃の不快感を訴え再び来店。
「オイ！せっかく治ったのに自分で病機を作るな」と思いながら、加味平胃散＋鬱金、莪朮、胆汁末を飲んでもらう事になる。。。）

なぜかその後のお客さんも苓姜朮甘湯に黄連が欲しいために少量の黄連解毒湯加える
この方も、上熱下寒と同じように寒熱が絡み合っている。。。

年末の慌ただしさのせいなのか
もしかしたら私に心火についてもっと勉強しろいう事なのか。。。

という事で今日は「心」についてのお勉強です。。。

昨年にノートパソコンとデスクトップパソコンを連続で壊してから、アナログ嗜好になり、日々勉強する時はパソコンでカチャカチャするのを止めて、手元の紙にキチャナイ字で理解を深める為に書き留めております。。

２０１７年も目一杯に勉強しながら店を切り盛りしていきますよ。

山本 祐嗣

大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。