舌診&脈診について
2015年06月29日
漢方薬が効くかどうかはその方の五臓六腑の陰陽、虚実、寒熱、気、血、津液のバランスをいかに整えるのかと、外邪の除去にかかっている。。
いかにその人の体の中の状態を深く見通せるかが大切だ。
患者が訴える自覚症状を聞き、その人の見かけ(肌の色や肌の質、髪の状態、身長から体重⇨筋肉量や水分量を推定)や匂い、話し方(話す速度や声の大きさ、話す内容から性格を予測)、舌や脈の状態から判断する。漢方薬の処方はスナイパーの仕事に似てる・・
方剤学(生薬特性)は努力と時間で腕は上がっていくが、この人を見るという行為が一番肝腎な事だと考えている。。。。
この人を見るという行為の腕の差が、臨床家としての腕の良し悪しだと思う。
先日、内田和漢薬のセールスさんに聞いてみた。。。。
自分 「脈診をしている先生は何人ぐらいなんですかね?」
セールスさん「自分の周っている店舗の範囲内で2割にも満たないと思いますよ」
自分 「舌診をしている先生は何人ぐらいなんですかね?」
セールスさん「4割〜6割ぐらいだと思いますよ」
こんなに低いのか。。。。。
自分は短期間ではあるが、真剣に勉強している。。。
同世代の第1線で頑張っておられる漢方薬剤師や鍼灸師が、本物と偽物の事を度々ブログ内で触れているが、やはりどこの世界も本物は少数らしい。。。。。
自分もサラリーマン時代に散々に感じた事であるが。。。。
(自分は本物と偽物の方を見抜くのは得意だと愚考しています。いずれ本物と偽物についての自分なりの考えをブログで書きます)
上記のお二人方曰く、本物の道はイバラの道らしいが。。。。。
極貧店舗を引き継いだ自分としては、店が潰れるまでイバラの道を歩んでいくつもりだ。

大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。