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漢方薬で不快な症状のない生活に 漢方薬で不快な症状のない生活に

日本漢方について

2015年08月26日

昨日に日本漢方の方剤の使い方などでかっこ良いと思った店主だが、やはり性格が偏屈者の店主は読んでるうちに違和感を覚えていく、、、

この方々は明治維新後に西洋医学の積極的な導入に伴い、日本の漢方を絶滅から救った救世主である。
現在の医療現場における漢方の保険適用や、現在の日本国民の、漢方薬のある程度の認知度もこの方々の人生をかけた成果であろう。

やはり、一度火が消えかけたものから再スタートは0スタートに近く、中医学理論からすると理論体系がしっかりしていない。。。(傷寒論や金匱要略の深く学習する視点、日本漢方独自の腹心法は別として)

店主が何か違和感を感じるのは、漢方薬の素晴らしさを世の中に示す点で世に、このような奇跡的な治験例を書籍として発表するのは良いが、結局は商い主義の日本では、これらの治験例は医療用漢方薬の売り込みや漢方薬局への方剤の需要UPにつながる弊害の方が大きいように思える。
(2015年の現在では、もうその流れ一通り終わった後であるが・・・・・・)

中医学だけではなく何事も基礎理論は大切で、理論がありその上で行動した上で問題がおきるから、理論の改善や改変があるのだが、日本漢方の本を読んでいて思うのは、先人達の奇跡的な治験例ではなく失敗例や失敗原因こそ書籍にする価値があったのだと思うが。。。

と偏屈者のつぶやきですが・・・・ただし、この方々の努力と功績には頭が下がります・・・