店主の惨めな弁証論治
2015年10月25日
以前、記載した娘の咳嗽ではあるが現在も症状がおさまらずに、続いている。
その間に母や妻の咽の痛みから始まる風熱の疾患は2日ぐらいで、漢方薬で良くはなったのだが。。。
以前に記載したブログの日にちが10月4日でしたので、漢方治療を始めて20日が経過したことになる。。妻が病因に連れて行き、西洋薬を飲まし始めたのは確かその10日ぐらい前だったと思うので、娘は1ヶ月間、咳嗽に苦しめられている事になる。。。
実に自分の腕の未熟さを痛感するしだいである。。。
その間に投与した漢方薬
⇒麦門冬湯・竹葉石膏湯・辛夷清肺湯・小青竜湯・麻杏甘石湯・半夏厚朴湯・桔梗湯・六味丸・滋陰降火湯・銀翹散・藿香正気散・板藍根・白花蛇舌草・竹筎温胆湯・小陥胸湯
娘の状態に応じて、上記の漢方薬を組みあわせて対応したが、横になったり、感情が高ぶると咳嗽が連発する状態のみが残り改善できない。。。
投与した漢方薬のみを見ると寒熱潤燥がてんでバラバラで専門家からみたら、デタラメ処方のように思うが、自分なりに娘の状態と外気の状態を考慮しながら上記の漢方薬を組み合わせながら、投与してきたつもりである。
しかし、症状が完治しなの漢方家としては☓である。。。
やはり、ここで改めて思う。。。
漢方薬を投与する上で、寒熱状態を判断する事が何よりも重要であるが、今回は娘の症状が日々変わるのでだいぶ振り回されている。。。
嫁の状態や母の状態は判断しやすかったが、娘の状態は難しい。。。
さらさらな透明な鼻水、粘稠白味がかかった鼻水、鼻閉、鼻の乾燥状態、乾咳、痰のからんだような咳、溺れるような咳、舌質は紅で白苔少の状態が多いが舌質が薄紅を呈することもある。。
外気もちょうど秋から冬になる状態で温燥もあれば、涼燥の状態もある。
陳潮祖大先生が痰熱と寒飲についての判別について注意を促されている
通常は寒飲状態では鼻水や痰が透明であるが、痰熱状態でも痰が肺での滞留時間が長ければ粘稠になるし黄色味を帯びることもあり、またその逆もある。
痰熱を寒飲については「常」と「変」を認識せよと。。。
陳先生、おっしゃってる事は分かりますが、結構難しいですよ。。
と店主は泣き言をブログに記載するが。。。
昨日、夜中の咳嗽時に始めて黄色味のある痰を排出。。。
やはり現在の病機は「痰熱壅肺」の状態。。。。間違いない。。。
しかも昨日の夜から投与し始めた処方の中に清化熱痰薬をいれているし。。。。
てな感じで立派な治験例ばかり記載している漢方薬局のブログが多い中、惨めな状況を記載してみる。。

大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。
お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮らしています。