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漢方薬で不快な症状のない生活に 漢方薬で不快な症状のない生活に

漢方薬の効き目

2016年07月27日

中医学や漢方薬を勉強し始めた頃は、こんな草木の類が効くのかと思っていましたが、最近は東洋医学的な人間の心身の仕組みと外部環境の動きとその関わりを知り、病機になっている方の現在の状況に合わえて適切な生薬を与えれば、速攻で効果を発揮するという事にほぼ確信を持っています。。。

しかし、難儀なのが、外部環境の動き(気温や湿度、風の状態、太陽光線の照り具合など)と心身の状態は目まぐるしく変化するので、その変化に合わせなければならないということで、変化を把握のするが、治療者側の五感とインスピレーションに懸かっているという事だ。

老中医が「生薬が兵のごとく使え」と言うが、この例えは全くその通りだと思う。

戦況は一刻一刻変わっていき、将軍は、その時々にあわせ、兵の配置や投入量を変えていくが、この手腕で戦の勝敗が決まる。。そして、兵の采配力の良し悪しでその将軍の優劣が決まるのだが、生薬を使う事も同じで、各生薬の特性を理解して、病機の方の状況に応じて生薬を配置していくのである。
この優劣で病機が改善に向かうか、悪化するのかという事が決まる。

そのような事を考えていたら、私の前の職業(小売業)も原理原則はやっぱり同じなのである。

外部環境に合わせて、商品の適正を考え並べ変化させていく。そして、人事配置も同じ原理である。。
それを細かく考え、大胆に変化させれるかで、営業成績が来まる。。。
 
どのような分野でも人間の行動というのは、その分野によって使う言葉や使う物質的なものは違うのだが、人間のできることは補充したり減らしたりその流れを調節するという事につきるというシンプルな原理原則でなりたっているのではないかと改めて思うである。
陳潮祖先生が何度も記載されてある、『盈虚通滞』の原理ですね。。。