2016年05月24日
脾陰虚と胃陰虚について(1)
脾陰虚と胃陰虚となるものが病機にあるが、詳しくは書籍には登場しないような気がする。 まずこの病機を理解 するのは脾と胃の違いを理解しなければならない。温病学説に貢献した薜生白が謂った「陽明胃は水穀の海となし、太陰脾は湿土 […]
2016年05月23日
プレッシャー
漢方薬の力を実感されている常連さんが、肩がすごく痛いのですぐ治して欲しいと来店された。話を聞くと、ロキソニンもシップ剤も効果がないらしい。。。 うちの店に来ると何とかしてもらえると期待されているので、私としてはその期待に […]
2016年05月22日
三焦空間の気の流れと脈内の気の流れについて
今日も書籍を読むのに飽きてきたので、気ままにブログを更新します。 前回のブログにも書きましたが、五臓六腑、四肢、百骸、肌膚をつなぐのにとっても便利な三焦ですが、この三焦には衛気が巡って、各器官の隙間や表面、肌膚の間、肌の […]
2016年05月20日
少陽三焦
「三焦は水道は決瀆の官、水道出ず」とっても大きな孤独な腑であるが、理解すれば五臓六腑、百骸、四肢・肌膚を繋げるのにとても便利ではあるが、、、 はっきり言って便利すぎるやろ。。。。。 半表の手の少陽三焦半裏 の足の少陽胆と […]
2016年05月20日
暇つぶしに
書籍を読むのに少し飽きてきたので、長い間放置しているブログを更新する。。 「見てきた事や聞いたもの今まで覚えたぜーんぶデタラメだったらおもしろい。そんな気持ちわかるでしょう」確かこんな歌があったような気がする […]
2016年05月03日
色々な事が繋っていく
お久しぶりです。店の商いの事は考えないで、自分の興味があることしか勉強していないので、相変わらず極貧店舗を経営中の店主です。。。 久しぶりにブログを更新しようと思います。 自分が勉強している中医学理論を一般人に話しても、 […]
2016年04月15日
黄帝内経素問 移精変気論篇より+平成の世に勝手に店主が付け加える
黄帝内経素問の移精変気論篇より抜粋 皇帝が聞く「昔の病の治療は巫女さんやまじない師が術を施すだけで治ったと聞く。なんで、今の病は薬を飲ましたり、針や灸をすえても治らんのじゃ?」 岐伯が答える「昔の人々は、生活 […]
2016年04月01日
インチキな医者
先日のできごと・・・私は現在、別の漢方薬局の店主からアトピー性皮膚炎の患者の相談を受けているのだが、その患者は漢方専門医にかかっていて、その漢方医の出す処方が一回目が半夏瀉心湯のみで、それを飲んで効果が出ないと変更した […]
2016年04月01日
瘀血から生じる瘀熱について
『中薬の配合』から抜粋です。非常に参考になる箇所ですので、ブログに書き留めておきます。 瘀熱による病証では、奇妙な症候が現れることが多く、治療も困難となります。 周学海は、この病証を細かく観察し、論理的な見解を残して […]