2024年08月16日
慢性上咽頭炎の漢方治療を通して西洋医学所見の大切さを学ぶ
上咽頭が原病巣となって腎臓や皮膚・大腸などの別の臓器で病気を起こる事は現在では認知度があがり、頭痛・不安障害・不眠症・慢性疲労症候群・起立性調整障害・新型コロナ後遺症・ワクチン後遺症・耳鳴り・めまい・後鼻漏・鼻づまり・肩 […]
2024年07月04日
熱中症や夏バテ対策と五苓散について
夏場の熱中症や夏バテ対策の漢方薬として熱を冷ましたり、消耗した気と陰を補う漢方薬である生脈散(麦味参顆粒)・清暑益気湯・白虎加人参湯・竹葉石膏などがあげられます。 しかし忘れてはいけないのが五苓散です。 五苓散が必要な人 […]
2024年06月26日
麗沢通気湯加辛夷(鼻通湯)を飲んで嗅覚障害などに効果が出やすい人と注意しなければいけない人の特徴
嗅覚障害の漢方薬を検索すると、麗沢通気湯加辛夷や鼻通湯という漢方薬が出てきます。特にコロナ感染後に嗅覚障害でお悩みの方が多くおられました。 麗沢通気湯加辛夷と鼻通湯は配合生薬はまったく同じですので、漢方薬の名前は違います […]
2024年06月07日
便秘に効果がある漢方薬とそのタイプわけ
便秘にお悩みの方は感じられておられるかと思いますが、便秘になると気分もすっきりしませんし、食事もおいしくなかったりします。お腹とメンタルの関係は深いので、気持ちよく排便をする事は日々の生活を心地よくすごすためには大切です […]
2024年06月03日
慢性上咽頭炎や慢性副鼻腔炎と荊芥連翹湯について
今回のブログは慢性副鼻腔炎や慢性上咽頭炎の治療によく使われる荊芥連翹湯をご紹介いたします。 荊芥連翹湯はどんな漢方薬 荊芥連翹湯『一貫堂方』 【構成生薬と効能】黄連・黄芩・黄柏・山梔子→黄連解毒湯になり炎症をしずめる効果 […]
2024年05月21日
かぜ・インフルエンザ・コロナの感染初期に漢方薬を効果的に使う方法
かぜ・インフルエンザ・コロナなどに感染した時に、漢方薬で治療する場合に初期対応が大切です。 かぜは万病の元と昔から言われるように、色々な症状をひきおこす慢性上咽頭炎やコロナ後遺症などもかぜがうまく治りきらずに、こじらせて […]
2024年05月20日
胃腸かぜには藿香正気散が効果的
以前に常連様から下痢・寒気・発熱・食欲不振に何の漢方薬を飲めば良いかとご相談がありました。 藿香正気散(かっこうしょうきさん)を飲んでもらうと、1日で熱は下がり3日後には下痢などの胃腸症状も整い食欲も回復しました。 この […]
2024年05月18日
痰や鼻水(前鼻漏・後鼻漏)の色や粘りの強さの中医学の基本認識と例外
痰や鼻水(前鼻漏・後鼻漏)を漢方で治療する場合には寒・熱の判断は大切です。 寒・熱の違いによる使用する漢方薬は変わり、的確に判断しないと治療効果が出ないばかりか悪化させてしまいます。 中医学の診断基準は 痰・鼻水(前鼻漏 […]
2024年05月17日
慢性上咽頭炎や後鼻漏に効果のある漢方薬と悪化する漢方薬(寒・熱編)
今回のブログは慢性上咽頭炎や後鼻漏に効果のある漢方薬と悪化する漢方薬について書いていきたいと思います。 漢方薬を飲む時に体質やその人の病気の状態を分析する事はとても大切です。 その分析方法のひとつして八綱弁証(はちこうべ […]
2024年04月22日
慢性上咽頭炎からおこる鼻の奥の腫れ・はり・つっぱりに漢方薬が効果的であった症例
Bスポット療法をしても慢性上咽頭炎が治りきらない Bスポット療法(EAT)をしても、鼻の奥の腫れとはり・つっぱりがとりきれないのでご相談に来られました。 Bスポット療法(EAT)は、週2回のペースで累計で50回は受けたと […]