2016年11月07日
逍遥散の薄荷について
私が尊敬する日本人で中医学にお詳しい二名の方が逍遥散の薄荷を同煎か後煎かで意見が別れているように思える。 多分 1名は逍遥散の熱を発散する力が必要なので後煎を主張されている。 もう1名はあえて薄荷を同煎することにより、柴 […]
2016年11月06日
素問 調経論の経隧について
陳潮祖著『中医治法与方剤』第18章肝胆病机治法与方剤 肝気鬱結ー調気疏肝四逆散の項目《素問・調経論》「五臓之道、皆出干経隧、以行血気、血気不和、百病変化而生、是故守経隧焉」条文を例にあげ、四逆散の証が色々部位に症状が現れ […]
2016年11月01日
虚証について(4)
長時間の外科手術、放射線治療、抗生物質、抗精神病薬、ステロイドホルモンなど。。。 当然、西洋医学治療から引き起こされる虚証もある。 山本 祐嗣大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。 お店にひきこもって漢方の勉 […]
2016年10月26日
虚証について(3)
漢方薬を飲む事によっても虚証は起こる。 例えば、アトピー性皮膚炎の患者の皮膚状態を見ると赤みと痒みが強く明らかに強い炎症が起こっている。 ある術者がアトピー性皮膚炎は、 見た目にかなり影響するので、かわいそうだと思い、 […]
2016年10月25日
虚証について(2)
現代日本漢方的な虚証と実証の分け方は西洋医学的で分かりやすい・・・体格や身体の冷えや熱の具合や食欲、雰囲気など。。。 初学者でも分けやすいのであるが。。。。。 この分け方は 西洋医学的やと思う。。。。 今、この瞬間を切り […]
2016年10月22日
虚証について
昨日、虚証についてぼやいてましたが。。。 例えば『実用中医内科学』ではこう記載されている ◾虚証 重病や久病の後、身体虚弱で正気が不足するものよく見られる。 顔面蒼白、精神疲衰、気弱懶言、心悸気 […]
2016年10月21日
おまけに独活寄生丸
さっきの気虚つながりからの一言独活寄生丸の中に含まれている党参・・・・・ 配慮してるねーーーー! 山本 祐嗣大阪の浪速区にあるミズホ薬店の店主。 お店にひきこもって漢方の勉強をしたり、漢方相談をしながら暮 […]
2016年10月21日
虚証の虚を定義してみな
大人が全力で体重をかけて押しても痛みを感じない程の首から肩にかけての凝りと痺れ。。。 中医学的には重度の麻木である。。。。 症状が長期間であるので久病である。 根本には気虚があり、評として痰飲が存在する。。。 […]
2016年10月20日
石膏について
書籍を読むのに飽きてきたので、気分転換にブログを更新・・・ 明らかに温病が原因の咽喉痛や咳嗽が治まらない事あった。。。。 弁証論治は間違っていないのに、何故? それらの咽喉痛も咳嗽の根本には火があるが、勢いが […]