2016年07月14日
強烈なハグキの腫れに漢方薬
足のむくみ・痛みや手のこわばりで治療中の常連さんが、先日に顔の形が変わるぐらいに頬を腫らして来店された。。。 明らかに、虫歯かハグキの疾患なので歯医者にいくように進め、痛み止めだけを渡したが、再度来店して、歯医者には行き […]
2016年07月02日
景岳全書より
景岳全書伝忠録 現代語訳版より抜粋・・・ 「張仲景の処方を見ると、非常に精確簡明であって漠然したところがない。またその効果の及ぶ範囲は多いが、処方構成はわずか数味によっている。聖賢の心を自然に理解できようというものである […]
2016年06月14日
過敏性大腸炎に漢方薬?
心臓の疾患の手術の為に入院していた常連さんが、4日前に退院してきた。 何やら物凄く弱っている状態なで、1ヶ月ぐらい下痢が止まらないので困っているという。 詳しく話を聞くと・・・・ 日に10回以上の水様便で、食欲不振で脱力 […]
2016年06月02日
脾陰虚と胃陰虚について(9)
脾陰虚に対応する参苓白朮散と胃陰虚に対応する麦門冬湯の方剤構成を比べてみます。 ・参苓白朮散人参9g・白朮9g・茯苓9g・炙甘草9g・山薬9g・白扁豆6g・蓮子4.5g・薏苡仁4.5g・砂仁4.5g・桔梗4.5g・麦門冬 […]
2016年06月01日
脾陰虚と胃陰虚について(8)
前回は血証論の「脾陽不足すれば、水穀はもとより化さず、脾陰不足するも、水穀はまた化さざるなり。たとえば釜中に水なくともまた熟さざるなり」の内容の中の脾が何を腐熟させるのか?というところまでいきましたね。 問題は脾は何を腐 […]
2016年05月31日
脾陰虚と胃陰虚について(7)
前回までのブログでは、麦門冬湯の話を少し広げて書きましたね。 どうやら、胃陰虚の原因の一つとして脾胃系統の虚があるみたいです。 また『金匱要略』の条文にあるように、麦門冬湯が効果を発揮する咳にも脾胃系統の虚から生じる津液 […]
2016年05月30日
脾陰虚と胃陰虚について(6)
前回は麦門冬湯の方意のメインは脾胃系統であることまで書きましたね。 さあ、今日も私は自由気ままに発想しながら記載していきます。 もうちょっと麦門冬を記載します。 麦門冬は日本で販売されているエキス製剤の方剤の中にも良く入 […]
2016年05月29日
漢方薬の煎じる水について
今日は「脾陰虚と胃陰虚について・・・」から離れ少し、水の事を記載していと思います。 (だいーぶオカルトな話になりますがね!!ついてこれるかなー?) 現代では漢方薬はエキス剤を使ったり、煎じる場合でも水にこだわる事はそれほ […]
2016年05月28日
脾陰虚と胃陰虚について(5)
もう少し麦門冬湯について記載します。麦門冬湯は「金匱要略・肺痿癰咳嗽上気病脈証治」に出てくる方剤です。その条文を少し拾い出していきます。 「問うて曰く、熱の上焦にあるのは、咳に因って肺痿となる。肺痿の病たる何よりこれを得 […]