2016年12月14日
表寒裏熱証を汗法だけで乗り切れるか?
先週のある日の事・・・私は猛烈な関節痛と猛烈な寒気を感じて、お店でブルブル震えていました。。。(とにかく腰は折れそうなほどに痛く、まるでシベリアの大地にお店があるように寒い・・・・) 「結構、強めの感冒にかかったな。。 […]
2016年12月06日
熱症状を示すが透明な鼻水が出る件
疫毒(ウィルスや細菌)が口鼻から侵襲して、口乾、咽喉痛や発熱を示すが透明な鼻水が大量に出る。。。 この場合は鼻水が透明でさらさらしたものが、大量に出るが決して傷寒の病機ではない。 これに関しては疫毒が急激な勢いで肺の経隧 […]
2016年12月03日
柴胡桂枝乾姜湯について
本日は足少陽胆経と手少陽三焦経の病機の勉強。。。。。 いつも通り、紙にあれこれ柴胡系の方剤中の生薬を記載しながら考察していたら、、、 なんで柴胡桂枝乾姜湯はわざわざ乾姜にしたんやろなー?? 生姜みたいに熱を発散するのが邪 […]
2016年12月01日
葛根湯について(2)
相変わらず、お店は儲かっていないですが、何かと忙しい毎日です。。。。前回ブログの続きを記載します。 葛根に生津液の作用があるかどうかの件ですが 前回のは 『中薬大辞典』を見てみると。葛根⇒昇陽解肌・透疹止瀉・除煩止渇。治 […]
2016年11月28日
葛根湯について
本日は葛根湯のお勉強なり・・・ 葛根湯は風寒邪に侵襲されておこる肩や首の凝りに著効を示す方剤であるが・・・・今回考察したいのは葛根湯の主薬である葛根には生津作用があるかどうかの審議である。 《本経疏証》では葛根の効果は、 […]
2016年11月20日
三七人参について
朝から頑固な筋肉疾患の方の処方を考えていて、三七人参について考察することになり、色々と調べていた。 三七人参は粉末で使うので、他の生薬に比べて多く服用させる場合が多い。よってその薬性が温性であるのかどうかは極めて重要にな […]
2016年11月19日
ついに来た!
頼んでいた本がついに来た! 『虚証論』 索延昌著 『中医理論悟変』 瞿岳云著 まずは虚証論 古書でのみでしか手に入らなかったので、知らん中国人の手垢まみれで汚えーー。。 しかも定価が日本円に換算すると256円なのに2,2 […]
2016年11月17日
炮附子と加工附子について
3ヶ月前頃であるが、火神派の勉強をしている時に附子について私なりに考察した事があった。(これも私の好きなこじつけ理論なのであるが) 本日に取引先の漢方メーカーさんが来られ、新しく麻黄附子細心湯を発売されたので炮附子と加工 […]
2016年11月13日
猪苓湯のお勉強
猪苓湯の方意は利水育陰であり 傷寒論223条の猪苓湯の文面を示すことは・・・・ 梔子豉湯⇒白虎加人参湯⇒猪苓湯 この条文の流れは陽明経の病機の変化の一部を表現している。。。 いわゆる熱と傷津のパワーバランスてことやね。。 […]